クリエーターズマーケットVOl.11

 多種多様に渡るクリエーターが集結して自分の世界・作品などを世間にアピールする場所。
 今回はあおなみ線という電車が名古屋駅から引かれ交通のアクセスがとてもよくなりました。イベント時になると駐車場に殺到する車で、交通渋滞を引き起こしていましたが、今回は気軽に会場へ来れるようになったようです。

 今回からのブーステーマは昔の木造校舎をイメージしてみました。壁にしたパーテーションは教室へ入る木製の引き戸をイメージして、床は安全を重視してOSB板を敷きました。本当は2×6のチークを敷き詰める予定でしたが、段差が出て転倒する可能性が高いので3寸×6寸のOSBにした訳です。

 今までのヨシダインテリアのイメージカラーは茶色がベースでしっとりとした感じでしたが、今回は思い切ってライトベージュという古びた感じの白をベースとしました。なかなかこれが調子よくて、オイルステインの茶色とは一味違った方向性が見えてきました。

 以前のブースは絨毯の巻き芯に使われている竹でパーテーションを組んでいましたが、毎回大量に消費されるタイラップと、会場入りしてからのセット作りの手間と、プロとしての内装屋をアピールするには少々貧弱であったと考え、新規にセットを作り直す計画を立てました。

 出来るだけ低予算と環境を考えたリサイクル精神に沿い、ちょうど、建具屋さんから廃棄されるガラス入りの引き戸を4枚もらってきました。
 ガラスを外し余分な桟を落とし、窓の部分にする垂木をビスで留めてその上から防炎合板を針クギで留めました。一応、古臭いイメージを出す為に角をカンナで適当に落として長く使い込んだような雰囲気をだしました。

 前回から消防法が厳しくなり、材料(防炎合板)は一般のホームセンターでは売っていません。建材屋さんや木工所などの木に精通した所から仕入れました。

 単体のパーテーションを自立させるには色んなパターンを考えました。L型のアングルを付けるとか・・・・。初めはドアのヒンジを利用しようとか・・・・。
 しかし、金具自体の値段が高い。そこでまたまた、建具屋さんへ行き、捨てられている大型の蝶番を頂いてきました。角になる部分はその蝶番をつかい、ストレートの部分は大型の平板金具を使いました。(その金具の写真を近日、アップします)
 そうすることで、簡単にパーテーションのドッキングや強度が上がりしっかりとした壁が出来ました。

 事前にガレージで実際に組み立てて見たところ、どうも立体感に欠け、2次元的にのっぺりと見えてしまったので、1秒で脱着できる飾り棚を付けました。(左欄、上から4番目と5番目。)
 こうする事で通路側になる壁面にも作品が飾れ、その棚にはグリーンを置いてみました。

 今回、クリエーターズマーケットで組み立ててみて、セットを起こすのにかかった時間はおよそ20分!!!しかも人数は1人で。メチャクチャ早いです。準備に急ぐ他の出展者の方が通るたびに目を丸くしていました。
 片付けも非常にラクで、しばらくこのセットを使ってみようと思います。

 非常に内容の濃い勉強になることばかりでした。次回も名に恥じないように頑張っていこうと思います。

この頃から既にレイアウトが決まってきています。
やはり壁に掛けて販売すると、お客さんのイメージがわき易いのでしょうね。よく売れます!
ワザと通路を作ってみたりして、心理を突いてレイアウトする事も大切だと思いました。
   BEFORE
建具屋さんから貰ったガラス入りの引き戸を利用することにしました。
   AFTER
3ミリの防炎ベニアを打ち付けて完了。軽くて丈夫です。
B C

Pic A
Vol,11のブースコンテスト1位だった方のブースです。今でこそ知るゾウサク家具の服部さんです。
非常に仕上がり、ライティングがキレイで勉強になりました。

縁というのは本当に信じられないですけど、翌年のクリマで僕のブースへ遊びに来てくれて、名刺を交わしお互いが興味深々に(爆)。
2005年の夏に僕が中心となって10代の女の子ターゲットのカジュアル服屋さんをプロデュースしました。 (僕の仕事は、営業打ち合わせ兼現場監督兼職人(爆))  その時に店内のメインの什器を服部さんに作ってもらい、クリマを超えたコラボレーションが誕生しました。ホントあの時は無理な事ばかりお願いしてすみませんでした。また仕事もプライベートも遊びたいですね。


Pic B
こういうのもアリなんですね。クリまでは。芸術性・デザイン性が非常に高いです。

Pic C
僕の作品ですがBOXTABLEという名の通り、箱が4つ着いていて回転します。これ、なかなかの人気商品でこの日に2件成約してもらいました!万品です!!
A

アスナル金山チャレンジショップ出品・ショーケースディスプレイ(ショーケースは4月16日までの2週間展示)

2005年4月2日にアスナル金山にて
ショーケースディスプレイの飾り付けをしました。

ケースの大きさはW4100ミリ×D600ミリ×H2300ミリで
数字で見ると、とても大きく感じますけど実際には
かなり狭く、しかも入口は左右の手前開き扉なので
搬入物のサイズも制限されていました。
残材の壁紙で4100×600の型をとってそこに配置を
考えながら計画していきました。
図面上で出来るがベストですが、やはり置くものと
飾り付けを考えるとある程度は予行練習的な事を
やっていったのがよかったかな?何て思ってます。

今回のテーマは、家の裏庭・・・・
みたいな感じにしました。
コケを生やしたり、窓枠には木の枝を利用して、
カフェカーテンを向こう側に吊るすなどの小技を使って
外の様子を作り出してみました。
しかも、写真では見難いですが小さな軒を
付ける事で、より外の雰囲気を出せたかな?
と自己評価しています(笑)

小雨の降る中、21時から始めたディスプレイは
1時間ちょっとで完了しました。

クリエーターズマーケット事務局の稲垣さん、雨の中
お付き合いをありがとうございました。


セントラルパーク地下街、ミニクリマショップ設営。

4月1日(金曜日)に名古屋市の栄えにあるセントラルパーク地下街(地下鉄久屋大通駅・改札そばのイベント会場)22時から始まった設営。

次の日では遅いので前日入りしました。

いつもと違うひっそりとした地下街は、何だかワクワクしてきます(笑)。

月開催のクリマの表紙になっている粘土造形の松岡さんが、メインで飾られてます。

大きさは1800ミリ×1800ミリのサイズ。
俗に言う、1坪ブースです。
行く前に大体の展示を練って会場入りしたので1時間程度で終了しました。

貸して頂いた台の床はパンチカーペットの青色だったので、家からラグ持って行って敷きました。
青色だとイマイチ作品と合わないような気がして・・・・。

この他8ブースほどあり、多種多様なクリマならではの面子が集まっていました。

展示は4月2日・3日と開催されました。
販売と言うより、発表の場を設けて頂いたという感じでした。

営利ばかりに目が行ってしまうのではなく、本来のクリマの姿がこうであったらと僕は思います。

なかなか現実には難しいですけど・・・・(汗)。


2005年6月 Vol,12 クリエーターズマーケット

クリマ参戦4回目となりました。夏の両日2日間。
嫁さんが出産一ヵ月後ということもあり、ほぼ一人状態で参加しました(笑)。今考えてもよくやれたな〜と自分でも驚いています。

ブースセットは前回のを利用してみました。基本的にベースは変っていませんが、看板を作ったり細かな点に追加してみました。

不思議なことに何故か完成の写真がありません・・・・・・・・・・。
何処にいったんだろう・・・。絶対あるんですけどね・・・。
仕方がないので、今回は作品の写真でお楽しみ下さい。

この頃から作品は白を基調にしたモノが増えてきました。

この時は何の賞にも入らず、箸にも棒にもひかかりませんでした(涙)。
さすがにお客さんの目は肥えています。

ブースセットのリメイクを決心したクリマでもありました。


楽しかったラシック展示ディスプレイ・展示販売

2005年10月1日〜10月17日まで名古屋栄のラシックの5Fのフリースペースにて、クリエーターズマーケットさん主催のミニクリマ展示会の設営に行きました。

ラシックと言えば、今じゃ名古屋のお洒落スポットナンバー1。
商品も店舗もかなりのレベルにあり、初めて行った時は圧倒されました。
もちろん、内装の勉強にもかなりなっています。

そんな憧れの場所で、わがままをクリマ事務局の稲垣さんに言い放ち(笑)、出来る限りのサイズをゲットさせて頂きました。

そのサイズ 横3600ミリ×奥行き2100ミリ×高さ?ミリです。

コンセプトはヨシダインテリアという、家の中だけというイメージを払拭するため、外のイメージをガツンと取り組みました。
数ヶ月前に自分達の子供も生まれて、いつかはそんな庭やデッキで一緒に遊びたいな、という願望もありそんな想いをセットに作ってみました。
でっ、その内容は季節に合わせて秋の庭のデッキです。
落ち葉や枝を置いてみたり、無骨な枕木を置くことでグッと雰囲気が出たと思います。
イスやテーブルも新しいけど古い感じを出すために、塗装を2種類使い、フィニッシュから軽くペーパーで剥いでUSEDぽくしてみました。

外を囲うミニ柵は運送屋さんからタダで頂いたパレットをばらして、適当にタッカーで留めて、これまた適当に水性ペンキを薄めて塗りたくりました。
タダ単に写真にも写っている黄色いテープ状のような柵で仕切られるよりお洒落で、この雰囲気をまた違った空気に変えてくれるものとなりました。

真ん中に立っている木は、僕達の庭の理想でデッキの真ん中に木が生えていたらな〜という思いから木を立ててみました。
900ミリ角のコンパネの裏側から超ロングのビスで6箇所くらい木に打ち込んで立たせてあります。

ディスプレイって不思議なもので、高さに強弱があることで、不思議と奥行きがある感覚にとらわれます。

ラシックのスポットライトが結構強かったのであえてライティングは木の根元だけにしてみました。

そうそう、床は板ではありません!
タジマというメーカーのウッドライン3000という品名の塩ビタイルです。
10ミリのコンパネの上にアクリル接着材でつけてあります。
カッターで切れるし耐久性もあるので何度のこういった展示会で使えます。値段が少々高いのがたまに傷ですが・・・・・。

このラシック展示会は商品の殆どが売れて大反響でした。
また、こういった超一流の場所で自分達を試してみたいです。


クリエーターズマーケットvol.13開催 ブースコンテスト1位

今回は真剣に大変だった・・・。精神的にも追い込まれるくら仕事とクリマの両立はかなり厳しかった。
クリマが近づくにつれどんどんと仕事の量が増えてきて、仕事終了→夕食→娘とフロに入り→工房へ出かける→AM2時帰宅→45度の死ぬほど熱いシャワーを浴びる→寝るとAM2時半。→AM7時前に起床。

クリマ一ヶ月前あたりは気が狂いそうになっていた。
焦る気持ちと見えないプレッシャーに負けそうだった。

今回ブースをかなり改造した。いつも使ってきたパーテーションを使ったのだが、絶対に言える事は作り直すより、ゼロから作ったほうが早かった。だけど、予算や廃棄するゴミの事を考えると、口だけよりやはり実行してみるものだと自分に言い聞かせ頑張った。

パーテーションは2200ミリの高さまで下駄を履かせてサイズを上げてやり、腰板のように張ってある木は、運送で使われるパレットをタダで頂ける機会があったのでそれをばらして再利用した。

このばらしでかなり時間を費やしたのは確かだけれど、それ以上にこの雰囲気を出してくれたので、出来上がった時は何もかも忘れてしまいそうなほどの爽快感だった。

このパレットの木も、様々な種類があり、カットしてスモークが上がると、目にしみるような香辛料のような木もあれば、信じられないほど固い木もあった。
共通して言える事は、カットした断面を見ると全く芯の周りは腐っておらずビスがガンガン効く現役の木材だった。
木って本当に素晴しいし、タフなものであることを再認識。

ただ、難点があった。
それは重量の増加。パーテーションで表も裏も両面腰板として打ってあるモノは一人じゃ持ち上げられないほどの重量。
これだけは避けて通れない道だった。仕方がないか・・・。


今回のブースのコンセプトは庭と隣接する部屋。
正面向かって左側は外のイメージ。4方を壁で囲まれている右側は部屋のイメージ。

自分達の子供が産まれたこともあってか、子供の事も考えた作品がちょこちょこあった。例えば子供イスなんて典型的。
ただ、そこからもうひとつ突っ込んで考えたのが、子供が使わなくなったものもインテリアの一部として残して置けることを前提にして製作に取り掛かった。

やはり、捨てるのは哀しいし、新しくても古く感じるものはどこそかホッとする空気がある。
この子供イス、僕が工房作業する時に時々座っていたが(67キロ)全く問題ないほど頑丈。
安全面でもきちんと確認して、自分で一度使ってみてから出している。


そんな努力の甲斐あってか、一般ブースコンテストでは念願の優勝を頂ける事ができた。賞金10万円と次回の2ブース分。


来年の夏のクリマの案はもう既に練りあがっている。

終わったらすぐ次を考えている僕達のチャレンジは行き着く先は見えないが着実に進歩している気がした。

協力して頂いた皆さん本当にありがとうございました。
写真最下段・その上。

アサヒドーカメラ主催のアナログカメラコンテストにもチャレンジしました。僕がまだフィルムで撮り出した頃の作品ばかりをだしてみました。首をかしげている女性の写真の上のモノクロ車とその横洞窟の写真と、その下のモノクロのビル谷間の写真です。
どうやら、一次審査にはひかからなかったみたいでした(涙)

2006/Feb ヨシダインテリア店舗大改装

レポートは一番下にあります。
元カウンターの姿。コピーの位置は既に新たな位置に設置されています。
養生をしていても埃まみれになりますね・・。掃除が大変だ・・・・・。
カウンターや壁に貼ってあるレンガはカルチャーブリックと言って、厚さが30ミリくらいのレンガです。うちの店の外壁にも使ってあります。
このように今までは2段になってましたが、下の段が異様に幅広でちょっと使いにくいサイズでした。今回は出幅を詰めてみました。 こうやって什器をどかして見るとかなり広い!
この店の面積は40帖ほどです・・・。個人の雑貨屋だったらかなり広い店です。
これでかなり荷物が減った方です。ガレージには満タンになり僕のランクルは野ざらしに・・・(涙)。 今はインテリアルームの場所です。妙に寂しく感じるのは僕だけでしょうか・・・・(笑)。奥のツルで作られたツリーはクリスマスの時に活躍。
僕が監督をやる現場は全てテープとマジックにて寸法や指示が書かれています。こうする事で職人さんとの意見の食い違いが防ぐことができます。
この段階で既にカウンターが出来上がっています。元の床はコルクタイルでした。

普段はこんなにクチャクチャじゃないですよ(笑)。
バックヤードの見本帳の棚を壊したので、それを無理やり押し込んでいるだけです(笑)。
 スチールラックの寸法がいまいちで見本帳にはシックリこず、収納が上手くいきませんでした。

その壊した見本帳の棚板を使ってリメイク。
ギッチリの寸法で作ることで、そこに入る見本帳を限定しました。
あと、ドア裏のスペースは住宅地図をセット。スグに取り出せて収納簡単。そのプラケースは100均で購入しタッピングビスで固定。

カウンターが出来上がってきました。まだ鴨居が入る前とカルチャーブリックを張っていません。大工さんはかなり苦労してこちらの言い分を聞いてくれました。

カウンター上の建具の骨は建具屋さんに伝えるイメージを分かってもらう為に工房から持ってきたものです。
カルチャーブリックが張られていますね・・・。
しかも柱も鴨居もオイルステインで着色してあります。
ペンキ塗装中。
ホワイトに少しアイボリーを混ぜてもらいました。
右奥の未塗装の壁はパテで模様を付けた所です。
★ 無事工事が終わって・・・。

ヨシダインテリア店舗大改装はクリマと比べ物にならないほど、忙しく厳しく辛かった。
変な話だけど、自分のところの改装となるとアイデアガ無数に思いつき、計画とはまた異なった意見が生じて現場にて変更、変更、そしてまた変更というはめに。大工さん、電気屋さん、塗装屋さん、様々な人たちに迷惑をかけてしまった。
でも、救われたのは気心知れた職人さん達だったのでまだ良かったかもしれない。

 僕がいつも思うことは、こういったリフォーム工事は、こだわって、こだわり過ぎる事はないと思っているので、今回の工事はかなりの満足度が高い。
 そこを使う人の高さに合わせたカウンターや棚の位置決めなど、図面では指示できない事が現場に転がっている。
決められた通りに作るのは、当たり前の事だけど本当のリフォームや改装はもっと内容の濃いところに話があると思う。

 ワンオフという言葉通り、型にはまらないその場の自由な発想で今回のリフォームを終えることができた。
これと言うのも協力してくれた、横の繋がりの強い職人さんたちのお陰でもあるし、頑張って協力し合った家族の力添えがあったからだと僕は信じている。


デザイン・設計・施工  ヨシダインテリア 吉田英樹



★ 今回の改装のコンセプトとその工事内容

装の根本的な理由は、どこかでよく耳にする、ユニバーサルデザインだったと思う。
家族の皆が使いやすく、安全に機能的に、そしてデザインも重視してカウンターの位置や新設した、インテリアルームのサイズなどを割り出した。
このサイズの検討は大工さんが工事に入る前夜まで悩み、考えれば考えるほど口から泡が出そうだった(笑)。
結果としてこの悩みが、後で良い結果を生むこととなった。


貨部門は売り場の縮小ではなく、販売やディスプレイしやすいサイズに形を変えた。まとめやすいサイズってある意味、小さい方がやりやすい。
その例として、クリマのブースなんて典型的だと思う。
あれだけの小さなスペースにギュッと押し詰めた感じがボリュームを漂わさせる。

務兼、梱包兼、キャッシャーだったカウンターは、無駄な大きさを切り落として、効率を考えた形にした。
右列上から4段目に写っている柱側のコピー機はカウンターが抱き込む形にして、
バックヤード側から見てもキレイに収まっている
(写真がなくてスミマセン)。
ブログの写真にはUPしてあるが、カウンターの上段と中段の境目には薄型の蛍光灯をつけて、手元の明るさを取ることにした。
そしてPCのLAN線を天井裏から引き回してもらい、インテリアルームと僕が事務をするカウンター横に引っ張った。
無線LANにすればと良く言われるが、うちの前の国道を度々違法無線のトラックが通るたびに回線が切断され、
酷いとLANポート自体に被害を負うことがあったので、原始的ながら配線で処理をした。
カウンター裏のバッ
クヤード側の床は娘が歩き出した時の事を考えて、裸足で移動できるようにカーペットタイルを張った。
靴を脱いで仕事が出来ることは、妙に嬉しい(笑)。

面から見えるカウンターの上には建具を新設。
建具屋さんに『昔の学校のイメージにして』と、63歳の職人さんにお願い(笑)。
その人が木造校舎育ちなのでイメージが良く伝わったと思う(笑)
ガラスは十條ガラスという、うちが昔から付き合いのある問屋さんに行き、カットしてもらい、はめ込みした。
レトロ調でシルエットのみ見える辺りを選んできたので、これには建具屋さんの職人さんも感激!
『建具が生き生きしてる』
と、プロから嬉しい言葉をもらった。


ンテリアルームは店の顔でもあり、商談や打ち合わせをするスペースなのでかなり自分の好みに仕上がっている(笑)
上から8段目あたりの写真はバックヤード側から撮ったインテリアルームの写真。
柱が5本立っているが、初めは壁を起こすつもりだった。そこに窓をつけて・・・・・、という在り来たりな発想。
僕はあまりその部分を重要視していなかったが、壁を作るメリットの無いことに薄々気がつきだした。
きっとインテリアルームに入れば圧迫感があり、仕切ってしまえば自然光も当然遮られる。
何か良いアイデアはと思いついたのが、装飾兼機能的な柱だった。
機能的??
そう。機能的。 
インテリアルームに見本帳の棚が欲しかった。
今まではバックヤード側で横積みになったりして非常に見苦しく、メーカーの営業がきても心苦しいくらいだった。
その原因は容量不足と収納性の悪さ。 インテリアとしてきちんとそういうところまで収まっていてこそプロだと思うし、買えば高い見本帳を無料で提供してくれているメーカーに申し訳が立たない。それと何よりも自分が楽だし。

そこで、柱へ直接Lアングルを打つことで高強度の棚を配置することができた(下から2段目参照。し
写真ではカラフルな見本帳が露出してあるが、棚の前にワイヤーレイルが設置してあり、商談の見本となるサンプルを吊るしカバーリングの代わりにしようと思う。これはそのうちUPします。

板は1×8材を使い(パイン材)、面取りをしてランダムに張り込んだ。留め方はステンレスのタッピングビスの剥きだし。
車の感覚で行くとトラックのボディーなどで見かけるリベット打ちの感覚。ワザと見せて質感をアピール。

そして、ちょっと今回失敗?だったのが、オイルステインの上にかけた艶消しクリアーのウレタンニス。これはかけてはいけなかった・・・。
ステインの色が変わり、紫のような赤色のような色が出てきてしまった・・・・。ショック・・・・・。自分の判断ミスだから仕方がない。
正直、サンダーをかけて剥がそうかと思ったが時間が無くそのまま続行。
今回自分の無知さがココに来て出てしまいかなり自分自身にイラついた。何事も経験だけどこんなタイミングでね・・・・。

ンテリアルーム入り口のドアはこちらも建具屋さんに新しくシナベニアをベースにドアを入れてもらった。
その上に僕がオイルステインを2度ほど塗り、店舗内へかけた塗料で3回ほど重ね塗りした。そこから地道にペーパーや釘やハンガーや(笑)、爪などで引っ掻き傷を作り上げた。USED感を漂わせるために、靴で蹴ってしまいそうなところは、蹴ってみたり・・・・・(笑)。

ドアノブは金メッキのピカピカだったので100番のペーパーでワザと傷をつけてこちらもUSEDぽく仕上げた。


新しいながらも、既に時間が経過してしまったように作り出すには相当の手間と時間がかかる。
でも、そこに惜しみなく双方を費やすことで素晴しいパーツが出来上がってくる。それを総合的にまとめてひとつの空間を作る。
だから、ドアノブひとつでも妥協しないし気になるところはすぐに改善していく。

とりあえず、今のところは満足。でも自分の事だから半年も経たないうちに色々と小さく改装や付け加えたりしていくと思う。
その時はまたUPします。

工事中は色々と辛かったけれど、自分の好きなようにやれて楽しかった気持ちが大きいかな・・・。

店舗改装をお考えの方、是非やらせて下さいね。
値打ちに面白いものを作り出しますから!!


 2006年7月 
名古屋市名東区  ギャラリー 一閑(ヒトトキ)さん で初個展 

夏のクリマで声をかけて下さったギャラリーオーナーさんのありがたいお話で、めでたく初個展が開催されました。
DMも自分達でレイアウトなどして原稿のデーターを印刷屋さんに持ち込んで品質が高いながらもかなりの値打ちなDMが出来上がりました。
このDMも多くの方から好評を頂きました。 ありがとうございました。
また、遠方は兵庫県から、自分の高校の恩師、いつも支えてくれている友人達、両親、
自分達のお客さん・・・。
本当に多くの方々がいらしてくれて、大盛況に終えることが出来ました。

また機会がありましたら個展を催したく考えております。

その節はどうぞよろしくお願いします。



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